こんな症状ありませんか
- 水温計の異常な上昇がみられる
- 寒い時期に水温計がなかなか上がらない。
- 水漏れを起こしている。
水廻り【冷却系】の点検(オーバーホール)
これは一般に水冷エンジン全般に言えることですが、
特にNSR250Rは生産から10年を超えています。
まずはじめにチェックしなければいけない所は冷却ホースです。
オートバイに使われるホースやシール類は、個性的な部品が多く、材質はゴムが使用されています。
古くなった輪ゴムは、モロくて切れやすくなります。高温にさらされる冷却ホースもゴムで出来ています。
ゴム部品のなかには外部からオゾンの影響を受けて亀裂が発生したりする事もあります。その為に硬化の具合や亀裂状態、傷などをチェックしなければいけません。
またホンダ純正クーラント液の推奨交換時期は4年です!
今までに一度も交換されていない車両は注意が必要です。
水冷エンジンには必ずサーモスタッドという水温に対応して弁の開閉を行う部品が装備されています。
エンジン(冷却液)の温度が低い場合は弁は閉じ、冷却液の循環を止める事によりエンジンの暖気を早めます。またエンジン温度が上がると、サーモスタッド内のワックスが膨張してバルブを開かせラジエーターに冷却液を循環させる自動開閉バルブです。
このサーモスタッド内のワックスが経年変化によって膨張しなくなってしまう場合があり、トラブルを引き起こしてしまうんです。
また、ラジエータ本体の点検も必要です。
ラジエータは冷却液がラジエータ内のチューブを通る時にフィンに冷却液の熱を空気中に放出させ冷却液の温度を下げる部品です。当然、表面積が大きいほどラジエータの冷却能力は高くなります。
ラジエータのフィンは冷却液の熱を空気中に放出させなければならないために、フィンの間を空気が通り抜けられることが重要です。
そこでフィンが曲がっていると空気がフィンの間を通り抜けられずに空気中に熱を放出出来なくなってしまい冷却効率が下がってしまいます。ラジエータの表面積の1/3以上のフィンが潰れていたり曲がっている場合はフィンの修正が必要になります。
また、ラジエータ本体に油分が付着していると冷却効率も大きく下がってしまいますので、注意が必要です。
まずはじめにチェックしなければいけない所は冷却ホースです。
オートバイに使われるホースやシール類は、個性的な部品が多く、材質はゴムが使用されています。
古くなった輪ゴムは、モロくて切れやすくなります。高温にさらされる冷却ホースもゴムで出来ています。
ゴム部品のなかには外部からオゾンの影響を受けて亀裂が発生したりする事もあります。その為に硬化の具合や亀裂状態、傷などをチェックしなければいけません。
またホンダ純正クーラント液の推奨交換時期は4年です!
今までに一度も交換されていない車両は注意が必要です。
水冷エンジンには必ずサーモスタッドという水温に対応して弁の開閉を行う部品が装備されています。
エンジン(冷却液)の温度が低い場合は弁は閉じ、冷却液の循環を止める事によりエンジンの暖気を早めます。またエンジン温度が上がると、サーモスタッド内のワックスが膨張してバルブを開かせラジエーターに冷却液を循環させる自動開閉バルブです。
このサーモスタッド内のワックスが経年変化によって膨張しなくなってしまう場合があり、トラブルを引き起こしてしまうんです。
また、ラジエータ本体の点検も必要です。
ラジエータは冷却液がラジエータ内のチューブを通る時にフィンに冷却液の熱を空気中に放出させ冷却液の温度を下げる部品です。当然、表面積が大きいほどラジエータの冷却能力は高くなります。
ラジエータのフィンは冷却液の熱を空気中に放出させなければならないために、フィンの間を空気が通り抜けられることが重要です。
そこでフィンが曲がっていると空気がフィンの間を通り抜けられずに空気中に熱を放出出来なくなってしまい冷却効率が下がってしまいます。ラジエータの表面積の1/3以上のフィンが潰れていたり曲がっている場合はフィンの修正が必要になります。
また、ラジエータ本体に油分が付着していると冷却効率も大きく下がってしまいますので、注意が必要です。