ホイールは、上下左右に動かした時、どの方向にも当然ガタがあってはいけないのですが、意外に見落としがちな部分です。ホイール内のベアリングがダメージを受けて、意外とガタがある車両が多く見られますので要注意です。
NSR250R　MC28型のホイールベアリングは、形の違うベアリングを複数使っています。ホイールベアリングの摩耗や劣化によるガタも走行距離や転倒などにより現れます。ホイールベアリングは、シール一枚で内部が密閉されているので、これが劣化すると熱により空気中の水分が溜まり、錆を発生させる事がよくあります。なかにはスプラインまで錆がおよび、シャフトが抜けなくなる事があります。その時は最悪プローアームごと交換になる可能性も出て来ますので早めの点検（オーバーホール）をおススメします。
プロアームの車両は、定期的にホイールベアリングのメンテナンスをした方が愛車を大事に長く乗るためにも、重要な要素となります。是非、ご相談下さい。