エンジンから造りだされた力が、クラッチを伝わりトランスミッションにたどり着きます。 その力を有効利用させるために１速ギアーから６速ギアーまで変速させる事が出来る構造になっています。
そこには何種類もの歯車が付きギア―を変速させるための部品が精度高く複雑に絡み合っています。
その為に各部品は頑丈につくられスムーズに摺動する構造になっています。
しかし、NSR250Rは高出力な為に激しくトランスミッションに負担が掛かります。 高出力、精度高い複雑な構造な為に定期的なメンテナンスが必要と言えます。
このような症状がある場合は特に注意が必要です。 高速走行中にギヤ抜けを起こした事はありませんか？ ギヤ抜けを起こした時は一瞬でレッドゾーン付近まで回転が上がってしまいます。
通常かからない負荷が実は大変エンジンに負担を掛けています。 しっかりとシフトチェンジしないと抜けやすいミッションになってしまいます。
一度ギヤ抜けを起こしてしまうと、ギヤのダボとダボ穴の角が丸くなってしまい、頻繁にギヤー抜けを起こしてしまいます。 また転倒などでシフトスピンドルが曲がっている場合もあります。シフトスピンドルとはチェンジペダルの取り付け部分からエンジン内部に入っているシャフトです。NSR250Rをオークションや個人オークション等で購入された場合は、是非一度点検ををおススメします。またスプラインブッシュの摩耗や変形、内部にスラッジが溜まっているとスムーズな動きの妨げになるので注意深くチェックする必要があります。
ミッション単体での修理も受けたまわります。
まずは、ご連絡下さい。