nozawa-honda
こんな風に感じていたり思っていたりしませんか
  • 走行距離が進んでしまってエンジンが心配
  • エンジンからの異音や振動が気になるようになった。
  • スポーツ走行等でエンジンを常に高回転まで使用しているのでエンジンのリフレッシュをしたい。
  • エンジンの力が弱くなった気がする
  • 愛車に長く乗りたいのでエンジンのオーバーホールをしたい
このような方にお勧め

エンジンのオーバーホールをしませんか

オートバイのエンジンは、車と違い使用回転数は高回転型に設定されています。 そのために摩擦抵抗による部品の消耗が、車に比べ激しく使用状況によっては 早期のオーバーホールが必要になる場合があります。
CBR600RRのコンロッド大端部のメタルの剥離です。
オイル管理をこまめにしていても乗り方次第で、
摩耗は進んでしまいます。
このような状態になるとエンジンから振動や異音の発生を引き起こしてエンジン不調などさまざまなトラブルのきっかけになってしまいます。
エンジンからの異音を感じたら、まず点検をお勧めいたします。
距離が進むとピストンにカーボンの蓄積量が多くなります。 それが原因でリングスティックを起こしやすくなり圧縮漏れを引き起こし、力が出なくなったりします。また側面にはスカッフが入り、これも圧縮漏れやオイル上がり(エンジンオイルが燃えてしまい、白煙があがりオイルが減ります。)の原因にもなります。
各部品の測定をおこない使用限度を超えていないかをチェックします。 どれも0.001mm単位で測定を行います。超えていない場合は、部品は再使用できます。
シリンダーヘッドには圧縮行程で圧縮圧力を保つ大きな役割があります。
その構成部品にバルブ(弁)がありカーボンの噛み込み等でバルブの摩耗やシート(弁座)が荒れて圧縮漏れを起こし、エンジンの出力不足になります。
また、バルブステムシールの劣化によってはオイルが下がり(エンジンオイルが燃えてしまい白煙があがりオイルが減ります。)の原因になります。
特にシリンダーヘッド関連がトラブルの要因となることが大変多いため細かくチェックする必要があります。
バルブシートの荒れや傾きは、シートカッターで修正できます。 この作業は、エンジンの性能に大きく影響してきますので必須となります。 またバルブスプリングなどの構成部品は交換をお勧めいたします。
クランクシャフトは振れやダイナミックバランス、各ジャーナル部のチェックをしていきます。
(バランス取りの作業は外注に委託しています。) クランクシャフトの振れ等は直接振動につながります。 振動の大きなエンジンは、クランクベアリングなどに負担が掛かってしまい部品の摩耗を過度に進めてしまいます。
スポーツ走行をしているCBR600RR
走行距離 約10,000km クランクベアリング(メタル)
このように剥離を起こしている箇所やジャーナル部では当たりの強い箇所があります。 写真のように摩耗が、さらに進むと振動や異音が大きくなりますので注意が必要です。
(レースで使われている車両は、ルール上クランクシャフトの加工が禁止されている場合があります。
ご確認の上ご依頼ください。 )

通勤・ツーリング・レース関連などオートバイを使われる環境は、様々ですが エンジンを長持ちさせる
コツは、やはり部品の摩耗を少なくする事です。 そのためにはWPC加工DLC加工といった摩擦抵抗力を減らし油膜を切らさない処理を施すことが重要になってきます。
レースで使われているバイク以外では走行毎にエンジンを分解することはまずありません。
WPC加工DLC加工を有効に使用することがエンジンを長持ちさせる有効手段です。
ぜひお勧めいたします。
ピストンにWPC加工  ピストンリング、ピンにDLC加工  カムシャフトにWPC加工
クランクシャフトは芯だし、ダイナミックバランス調整、ジャーナル部3Dラッピング
コンロッドベアリング(メタル右) ハイパーモリショット
シリンダー4気筒にWPC加工
エンジンの摩擦抵抗(フリクション)を減らすことによりエンジンの負担を減らします。
その結果、安心して末永くオートバイを楽しんで頂けると思います。

≪エンジンオーバーホール料金≫

エンジンオーバーホール料金は、実際に車両をお預かりさせていただき
拝見してからのお見積もりとなります。
メール・お電話等での概算お見積もりは致しません。ご了承ください。